業務改革の志を一つにするステップのイメージ:志を合わせると花が開いたような気分になるメンバーの想いを一つに合わせることが、業務改革に成功する秘訣です。

第1ステップで「会社を良くしたい」という志を持つヒトを集めて、業務改革プロジェクトをスタートしました。

「会社を良くしたい」といっても、その想いは様々で、互いに足を引っぱりあって進めないというケースが往々にしてあります。

第2ステップでは、その想いを一つに合わせる進め方を紹介します。

会社の業績を上げたい

経営者の想いは、売上を上げたい、利益を増やしたい。

売上を上げることにやりがいを感じる営業マンも見かけますし、業績を上げることに喜びを感じる事務担当者に会ったこともあります。

業績(営業利益)= 粗利 - 経費
粗利 = 売上 - 原価 ですから、
会社の業績を上げるためには、売上を増やす、仕入値や製造原価を減らす、経費を減らす、という3つが考えられます。

経費の多くを占める人件費を減らそう。特に安易に、給料を下げよう、となると、メンバーの想いは一つにはなりません。優秀な人から辞めていくので将来的にはますます業績が下がる、というパターンに陥ります。

業績が悪い会社は粗利率が低い。売値と比較して仕入値や製造原価が高すぎる。その原因は、売上の低迷(による無理な値下げ)であったり、ターゲットとする顧客にあったり、商品にあったり、いろいろです。

目指すべきは、(人数を増やさずに)売上を増やす、粗利率を上げる、(自然減で人数が減っても)売上を維持する、という方向性です。

みんなの待遇を良くしたい

志の高いヒトは、みんなの給料を上げたい、とか、処遇をよくしたい、という想いを持っていることが多いものです。

それには経費がかかります。給料を上げる=人件費が増える。処遇を良くするためには費用がかかる。残業を減らす=人を増やす=人件費が増える。

どこのプロジェクトでも、モチベーションを上げるために給料を増やそう、という意見を耳にします。もちろん、儲かっていればいいのですが、、
原資がないから、将来のための投資を削るか、借金が(利子を)増えることになります。これも、将来的には業績が下がるというパターンに陥ります。

粗利 = 営業利益 + 経費(人件費) ですから、
みんなの待遇がよくなるためには粗利が必要なのです。

みんな、頭ではわかっているはずなのですが、、、

つまるところ、みんな待遇を良くするためにも、(人数を増やさずに)売上を増やす、粗利率を上げる、(自然減で人数が減っても)売上を維持する、という方向性が正解です。

仕事が楽にできるようにしたい

事務や製造などの作業担当者には、仕事が楽にできるようにしたい、という想いがあります。

この方向性で討議すると、人数を増やせば解決する=人件費を増やす、という考え方が主流になりがちです。しかし実は、人数が増えると、その人間を管理する必要があります。適切に管理できないと、ミスが多発したりして、むしろ余計に手間がかかる。

人を管理する仕組みができていないことが原因で、仕事が楽ではない状態が発生しているのです。(この管理は、勤怠とかではなくて、指揮命令とか作業手順のことです。)

少ない労力で仕事がこなせる、神経をすり減らさずに作業できる、というような仕組みを作る=業務効率を上げることが根本的な解決策です。

業務効率を上げることにより、(人数を増やさずに)売上を増やす、粗利率を上げる、(自然減で人数が減っても)売上を維持する、という方向性を目指します。

面倒なことは嫌

ある会社に、とにかく面倒なことが嫌いな人がいました。志という観点では、むしろ低い人ですね。

面倒なことを避けるためには、どんな苦労も厭わない!?
必死で考える。

少ない労力で仕事がこなせる、神経をすり減らさずに作業できる仕組みを必死で考える。

視点を変えると、業務効率を上げる方法を必死で考えて実現するという(高い)志になりました。

想いを一つにする

想いは様々でも「会社を良くしたい」という志を持っていれば、方向性を合わせることが可能です。

プロジェクトの最初に、メンバー各々が到達したいゴールと、それを実現するための方法論を考えます。
例えば、ゴールとして給料をどのぐらい増やしたいか(願望)、そのためには幾らお金(利益)があれば実現できるか、どうやって利益をあげるか、とメンバー全員で討議します。

ゴールと方法論をセットにして考えることによって、広い意味で業務効率を上げる(=少ない労力で多くの粗利を得る)いう方向性が見えてきます。

様々な想いの関係を討議して、みんなわかっているのに忘れている真実を再確認することにより、想いを一つに合わせます。

みなさんの想いが一つなりますように、
社長と社員のみなさんに幸せが訪れますように!