業務改革のメンバーを集めるステップのイメージ:つぼみが開き始めていずれ花が咲く予感「会社を良くしたい」という目的のために知恵を絞ってがんばろう、という志の高いメンバーを集めることが、業務改革の第1ステップです。

そういうメンバーを集めるための現実的な進め方を紹介します。

志の高いヒトを見つける

もともと問題意識を持っていて、どうしたら良くなるか語り合っていた同僚同士が業務改革プロジェクトを立ち上げる、というのは理想的なパターンです。
IT雑誌の事例紹介などでよく見かけます。
が、実は、私はこのパターンを目撃したことがありません。

コンピュータを使って効率化すれば業績がよくなるだろう、
ということで呼ばれて話を聞いて、、
「それはコンピュータだけで解決しないヒトの問題が含まれています」
というパターンから、業務改革することになります。

とにかく関係者に聞き、語り合うことから、ヒト探しが始まります。会って話してみて「これは」と思うヒトを見つけます。中小企業の場合、一人見つかると、話は早い。大抵の場合、そのヒトが、社内の意識の高いヒトを知っています。

あのヒトが良いよ、
と聞いたら、とにかく会って、語り合ってみる。
ちゃんと自分で会って判断する。

そうやって、こんな想いを持っているヒトを見つけます。
・会社の業績を上げたい
・社員みんなの待遇を良くしたい
・仕事が楽にできるようにしたい

つまりは、多くのヒトと会って話すこと。
のっけからこんなことを書いてしまって、これをノウハウと言うのかしら?
と思ってしまいました。

しかし、これが真実です。結局は“ヒト”なのですから。

業務改革に向いているヒト

一般論で言うと、頭の柔らかい、主体的に動く、客観的に考えられる、実務を知っているヒトが望まれます。
また、前向き、意欲的なヒト、コミュニケーション能力の高いヒト。

まぁ、結局、いわゆる“できる”ヒト、ですね。。

業務改革プロジェクトメンバーは、いくつかのタイプの混成部隊であることが望まれます。
・創造的、型破りな発想をするヒト
・論理的、慎重なヒト
・経営者の立場で考えるヒト
・社員の立場で考えるヒト
・アイデアを出すヒト
・まとめるヒト

また、メンバー選定の段階で、社内の主要なヒトに意見を聞いておくことが重要です。業務改革は、最終的に全社一丸となって進める必要がありますから。

志の低いヒト

業務改革というのは、そもそも困難なことに挑戦するプロジェクトです。主要メンバーに、マイナス志向な発言しかしないヒトがいると、できるはずのこともできなくなってしまいます。

そういうヒトも、いくつかのタイプに分かれます。
・過去の経験から萎縮している、斜に構えている
・楽したい、面倒なことが嫌
・改革で既得権がなくなると困る

しっかりと話し合っておくことが望まれます。
志を持ってもらえれば、主要メンバーとして強力な味方になる場合があります。
志を持ってもらえなくても(=主要メンバーになってもらわない)、プロジェクトへの理解をしてもらうことです。
最後のタイプはやっかいですが。。

オーナー

一般論として、プロジェクトオーナーという考え方があります。経営層の人で、プロジェクトを進める責任を持つ人です。

大企業のシステム導入プロジェクトならCIO(情報担当役員)だったりします。プロジェクトを推進する側でいうと、決めたこと(予算なども含めて)を取締役会に諮って通す役割を担います。

中小企業の業務改革の場合、現実的にはプロジェクトオーナーは会社のオーナー(社長、あるいは後継者)です。

喜ばしいことに、オーナーがプロジェクトを通じて社員と一緒に知恵を絞って作業することにより会社が変わるのが中小企業です。

このブログを読んでくださっている貴方が会社のオーナーさんであれば、自らプロジェクトを引っ張って会社を変えてください。

貴方が社員さんであれば、オーナーをプロジェクトに巻き込んでください。

自らの志を高くたもつ

志の高いメンバーを集めるためには、まず自らが高い志を持って、その志を高くたもつことが必須です。

これは、プロジェクトを進める全ての人に共通する話です。私自身のことでもあります。

志を高く保つ方法は、人によって異なります。自分にあった方法が良いでしょう。

そんなに高尚なことではなくて、単純に、
儲けたい、もっと報酬がほしい、
という動機付けが強力だったりします。

プロジェクトに望む際には、私自身は、
この会社の業績を上げるんだ、その結果、社員みんなを幸せにするんだ
という志を持つようにしています。
(その結果、私自身の報酬もあがるはず、という志かも?)


会社を良くするために知恵を絞ってがんばろう、という高い志を持つヒトを集めることが、業務改革の第1ステップです。

自らの志を高くたもって多くのヒトと話し、部門の利益を代表するヒト、命令だから嫌々やるヒトではなく、会社全体を良くする志の高いヒトを見いだして異なるタイプの混成部隊を作ること、また、オーナーを巻き込むことが必須です。

志の高いメンバーが集まりますように、
社長と社員のみなさんに幸せが訪れますように!